生活の中で感じる身近な化学!かんたん化学入門>電池の歴史E【燃料電池の原理】

電池の歴史の話はこのページで最後になります、ここで登場する電池は今までの
電池とは一味違います。
紹介する電池は燃料電池です。
簡単な原理は水素と酸素との反応によって水が発生します、この反応によって電
気を得るという電池です。
燃料電池の原型は1839年にイギリスのウィリアム・グローブによって作製された
ということが分かっています。
この燃料電池は、電極に白金を、電解質に希硫酸を用いて、水素と酸素から電力
を取り出し、この電力を用いて水の電気分解をするというシステムによって出来
ています。
燃料電池は水素と酸素から電気が得られるということから、とてもクリーンなエ
ネルギーといえますよね。
現在では燃料電池を搭載したバスや自動車も実用化されたりもしています。
燃料電池のようなクリーンなエネルギーが得られるような技術がこれからも得ら
れることを期待したいですね。
さて今まで電池の歴史を振り返ってきましたが、身の周りにはいろいろな電池が
あることが分かってもらえたと思います。

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